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城を噛ませた男 (光文社時代小説文庫) (文庫) 伊東 潤 (著) |
「奴に城を取らせる。そして俺は国を取る。」乱世に雄飛するため、希代の謀略家・真田昌幸が仕組んだ秘策とは?(表題作)強大な豊臣水軍を前に、城に篭もる鯨取りの親方が仕掛けた驚愕の大反撃!(「鯨のくる城」)戦国の世、大勢力がふづかる狭間で、ある者は平身低頭し、ある者は乾坤一擲の勝負に出る。生き残りをかけ、なりふり構わず戦う人間を熱く描いた渾身作全五編! |
夜叉桜 (光文社時代小説文庫) [文庫] あさの あつこ (著) |
──生きるという、ただそれだけのことが何故にこうも不自由なのかと、思うことがございます。
江戸の町で、女郎が次々と殺されていく。誰が、何のために? 切れ者ゆえに世にいらだつ同心・信次郎は、被害者の一人が挿していた簪(かんざし)が、元暗殺者の小間物問屋主人・清之介の店『遠野屋』で売られていたことを知る。 因縁ある二人が交差したとき、市井の人々がおのおの隠し抱えていた過去が徐々に明かされていく。 生き抜く哀しさを、人は歓びに変えることが出来るのか? |
うつけの采配 [単行本] 中路 啓太 (著) |
天下の趨勢が織田信長に傾いていた戦国中期。「会津の執権」金上盛備は、ときに政略結婚で隣国の動きを封じ、ときにあえて仇敵と同盟を結び、巧みな外交術で主家・蘆名氏を支えていた。しかし本能寺で信長が倒れるや、天下を狙う隣国の若き当主・伊達政宗が牙をむく。一気に蘆名を手中にするべく暗殺者を送り込んだのだ―。気鋭の新進作家が放つ、傑作歴史エンタテインメント。 |
アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! (青春新書INTELLIGENCE) (新書) 溝口 徹 (著) |
アレルギーには糖質(砂糖)がかかわっていた! 糖質の過剰摂取で血糖値が乱れると、その調整のために副腎からコルチゾールというホルモンが分泌される。それが続くとやがて副腎が疲労し、コルチゾールの分泌が減ってしまう。コルチゾールには、抗アレルギーの働きもあるため、それがアレルギーの悪化を招くのだ。副腎疲労という視点から、アレルギー改善の方法を説いた、最新栄養医学を解説する。 |
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レベル7(セブン) (新潮文庫) (文庫) 宮部 みゆき (著) |
レベル7まで行ったら戻れない―。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。 |
ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記 (新潮文庫) (文庫) 小林 和彦 (著) |
早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年がいた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られるといった妄想を抱き始め…。四半世紀に亘る病の経過を患者本人が綴る稀有な闘病記にして、一つの青春記。 |
流れ星に祈って (MIRA文庫) (文庫) リンダ ハワード (著), 岡 聖子 (翻訳) |
夫と子供のいる温かい家庭がほしい―サラのささやかな夢は、皮肉にも親友の存在によってついえた。ひそかにサラが想いを寄せていた上司、エリート重役のロウムは、サラが紹介した親友と一目で恋に落ちた。5カ月後に彼らは結婚、二人の息子に恵まれ、今まさにサラが夢見たような幸せな家庭を築いている。サラは彼らの幸せを喜び、ロウムへの憧れを胸の奥に封印して、仕事に生きる決心をするしかなかった。だがその矢先、悲惨な事故がロウムの家族を襲った。親友と子供たちは亡くなり、ロウムは絶望の淵に突き落とされる…。禁じられた恋、それは苦しいほどに甘美な結末へのプロローグ。 |
残酷な遺産 下 (MIRA文庫) [文庫] ペニー ジョーダン (著), 雨宮 朱里 (翻訳) |
夫の死によって背負わされた莫大な借金、離れていく知人、家からの退去命令…人生のどん底を味わったフィリパだが、本来の強さが彼女に希望を捨てさせなかった。そんなときに幸運にも舞いこんだ、とある屋敷での家政婦の仕事。だが屋敷の主はあの、フィリパが生涯でただ一人愛し、失った、最愛の人ブレイクだった。海外で医師として名声をおさめ、イギリスに帰国したブレイク。彼との16年ぶりのほろ苦い再会に、フィリパは…。果てしない絶望と暗闇の先に見えた、小さくとも確かな光―超ベストセラー作家の感動巨編、完結! |
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残酷な遺産 上 (MIRA文庫) [文庫] ペニー ジョーダン (著), 雨宮 朱里 (翻訳) |
おまえの取り柄はその美しさだけ―物心ついた頃から両親や兄にそう言われ続け、フィリパは操り人形のように生きてきた。そんな彼女が唯一心を寄せたのが、兄の友人ブレイク。だが18歳のあの日、残酷なまでにブレイクから拒絶され、抜け殻となったフィリパはまもなくして、両親の勧める相手と愛のない結婚をしたのだ。あれから16年…結婚後も妻に関心すら向けなかった冷たい夫が、会社経営を苦に自殺した。呆然とするフィリパに告げられたのは、死よりもつらい現実だった。 |
アンダーワールドUSA 下 (単行本) ジェイムズ・エルロイ (著), 田村 義進 (翻訳) |
殺されゆく者の絶望と殺す者の苦悩が交錯し、すべての物語がひとつに雪崩れ込む。白人の帝国アメリカの最期を描きつくす暗黒の交響楽、圧巻のクライマックス。幾筋もの黒い奔流がついに一つに合流し、やがて訪れる荘厳な最終楽章。“アメリカ文学界の狂犬”が白熱の文体で奏でる畢生の大作。 |
アンダーワールドUSA 上 [単行本] ジェイムズ・エルロイ (著), 田村 義進 (翻訳) |
ケネディ兄弟を殺し、キング牧師を殺した男たち。リチャード・ニクソンと手を組み、やつらはドミニカ共和国に魔の手を伸ばす。新大統領リチャード・ニクソン。中米進出を狙うマフィア。黒人過激派を追いつめるFBI。“悪い白人ども”の手足となった男たちは大虐殺の平原めざし、死と謀略の旅に出る。10年ぶりに放つ新たなる超大作。 |
ホワイト・ジャズ (文春文庫) [文庫] ジェイムズ エルロイ (著), James Ellroy (原著), 佐々田 雅子 (翻訳) |
番犬を惨殺した異様な侵入盗=被害者は市警と癒着した麻薬密売人。事件に異常な関心をみせる警察上層部はクライン警部補に徹底捜査を命じた。やがて警部補が探り当てたのは、警察組織内の悪辣な陰謀、市警とFBIの暗闘だった。脈打ち/暴走し/嗚咽する電撃文体がもたらす脳髄の激震!世界最高の暗黒小説。 |
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給食のおにいさん 進級 (幻冬舎文庫) (文庫) 遠藤 彩見 (著) |
「味より栄養」という制約だらけの給食作りに反発しながらも、やりがいを感じ始めた元一流シェフの宗。そんな時、学校で生徒の居眠りや優等生の登校拒否が問題に。給食で彼らを助けたい!と奮闘する宗に、なぜか栄養士の毛利は「君は給食のお兄さんに向いてない」と冷たく言うが…。「おかわり」の声に応えて、人気作が待望のシリーズ化! |
給食のおにいさん (幻冬舎文庫) [文庫] 遠藤 彩見 (著) |
コンクールで優勝するほどの腕をもちながら、給食調理員として働くことになった料理人の宗。子供嫌いな彼を待っていたのは、保健室登校生や太ってしまった人気子役など問題を抱える生徒ばかり。さらにモンスターペアレントまで現れて。大人になりきれない料理人は給食で子供達を救えるか?笑いと感動そしてスパイスも効いた食育&青春小説。 |
東京プリズン [単行本] 赤坂 真理 (著) |
戦争を忘れても、戦後は終わらない。16歳のマリが挑む現代の「東京裁判」。 |
サバイバー23区 東京崩壊生存者 (講談社ノベルス) 木下 半太 (著) |
地球が崩壊した――ありえない現実の中で起こる、バカバカしくも恐ろしい事件。駒沢公園に墜落したジャンボジェット機の残骸の中に、奇跡はあるのか?(「サバイバー23」)。奇想天外なストーリーから滲み出す人間の哀しさと可笑しさ。表題作ほか2篇を収録。 |
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殺気! (幻冬舎文庫) [文庫] 雫井 脩介 (著) |
大学生のましろは、12歳のとき、何者かに拉致監禁された経験がある。無事に保護されたが犯人は不明のまま。今、その記憶はない。ひどいPTSDを抑えるため、催眠療法でその出来事を封じ込めてしまったからだった。そのためか、ましろには特異な能力――周囲の「殺気」を感じ取る力が身についている。タウン誌記者の次美はましろに興味を持ち、過去の事件を調べ始める。失われた過去を取り戻すとき、町は恐ろしい現実に直面する。青春サスペンス! |
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) [文庫] 雫井 脩介 (著) |
嵌められた男の出所から、新たなる惨劇が幕を開ける―。二十一年前の事件の加害者たちが、何者かによって次々と惨殺された。癌に侵されてゆく老刑事は、この事件を最後と決意して命懸けの捜査に乗り出した…。それぞれの人生が交錯するクライマックスまで、一瞬たりとも目が離せない! |
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) [文庫] 雫井 脩介 (著) |
二十一年前、岐阜県美濃加茂地方で、運送会社を経営する一家が襲われた。社長夫妻は惨殺され、長女は半身不随、長男は大火傷を負う。間もなく、解雇されていた従業員三人が逮捕され、事件はそれで終わったかに見えたが…。 |
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) (文庫) 雫井 脩介 (著) |
犯人=“バットマン”を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていた―。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。 |