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運命の日曜日 (ハーレクインSP文庫) 文庫 スーザン メイアー (著), 苅谷 京子 (翻訳) |
新しい職場で働き始めたばかりのグレースは、仕事のために訪れた海辺の別荘で、ボスのダニーと一夜をともにする。理想の男性を見つけたと思ったのもつかの間、それは長く苦しい闘いの始まりだった。別荘での一夜のあと、一週間の出張に出ていた彼は、戻ってくるなりグレースに別れを告げたのだ。気持ちの整理がつかないまま彼女はなんとか現実を受け入れようとするが、そんなとき、おなかにダニーの子を宿していることに気づく。 |
刑事たちの四十八時間 (創元推理文庫) 文庫 アレックス・グレシアン (著), 谷 泰子 (翻訳) |
奇怪な一家失踪事件の捜査に派遣された、ロンドン警視庁のディ警部補とハマースミス巡査長。刑事たちの苦闘の2日間。『刑事たちの三日間』を超える、ノンストップ警察小説! |
ありのままの自分で (マグノリアロマンス) 文庫 ジュリアン・ドナルドソン (著), 草鹿佐恵子 (翻訳) |
母親亡きあと、バースにいる祖母の家に預けられたマリアンは、窮屈な都会から逃げ出したいと強く思っていた。そんなとき、ロンドンで暮らす双子の姉セシリーから、彼女の親友の家族が所有する広大な田舎屋敷に招待してくれるという手紙がきて、喜んでその機会に飛びついた。姉と違い華やかな社交界に憧れることなく地道に生きていきたい彼女は、広大な自然に囲まれたその田舎屋敷をひと目で気に入った。しかし、のんびりくつろぐはずのその素晴らしい場所で、思いがけないことが次々に起こり……。 |
暗黒童話 (集英社文庫) [文庫] 乙一 (著) |
突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。臓器移植手術で死者の眼球の提供を受けたのだが、やがてその左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。それは、眼が見てきた風景の「記憶」だった…。私は、その眼球の記憶に導かれて、提供者が生前に住んでいた町をめざして旅に出る。悪夢のような事件が待ちかまえていることも知らずに…。 |
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バチカン奇跡調査官月を呑む氷狼 (角川ホラー文庫) 文庫 藤木 稟 (著), THORES柴本 (イラスト) |
ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話に伝わる氷狼の仕業か。平賀とロベルトに調査を依頼するが、事件の裏にはあの男が――!? |
株価暴落 (文春文庫) 池井戸 潤(著) |
巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。傑作金融エンタテイメント。 |
小説 金融庁 (講談社文庫) 江上 剛 (著) |
「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松崎哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で―。巨大化した組織の闇。金融庁VS.銀行。企業統治の心はどちらに。 |
東京ミステリー (角川文庫) 西村 京太郎 (著) |
江戸川区内の交番に勤務する巡査長・山中浩平のモットーは、地元住民と仲良くすることだった。なかでも5人の住民を気にかけている。その中の一人、ネコと暮らす老人・稲川春子がアパートの大家とトラブルを起こしたのをきっかけに、山中は5人と共同名義で箱根の別荘を購入することに。別荘に移ったしばらく後、メンバーの一人が「あじさい電車に乗ってくる」と出かけたまま行方不明になってしまった。そこへさらに第2の失踪者が…。東京と箱根にまたがる捜査が開始され、十津川警部は、いよいよ不可解さを増した事件を追って箱根に向かう。 |
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ツナグ (新潮文庫) |
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。 |
旅のラゴス (新潮文庫) 筒井 康隆 (著) |
北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。 |
さまよう刃 (角川文庫) 東野 圭吾 |
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか? 長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。 |
巨大市場 (角川文庫) 深井 律夫 (著) |
「日中が協力すれば世界最強」の信念のもと、日系企業の中国展開を支援する日本産業銀行上海支店の江草。今度の案件は、日本最大のフイルムメーカー・浅間フイルムだ。生き残りをかけ、中国資本との提携を模索する江草たち浅間フイルムと、投資銀行モルゲンゴールデマンを使って妨害に動く米国系ウエスティンフイルム。巨大市場を制するのはどちらか。反日デモ、商慣習、汚職、仕掛けられた罠…。いま最も熱い国際派経済小説。 |
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タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!ニコラス・シャクソン (著), 藤井清美 (翻訳) |
タックスヘイブン(租税回避地)が、犯罪の世界と金融エリートたちを、外交・情報機関と多国籍企業をつないでいる。紛争を促進し、金融の不安定を生み出し、大物たちに莫大な報酬をもたらしている。それは、まさに世界を支配する権力の縮図なのだ。 |
ザ・リコール 志摩 峻 (著) |
名門自動車メーカー五稜自動車工業の看板車イーグルで、不可解なトラブルが発生、メーカーと損保会社・中央火災の幹部同士がリコール隠しのため結託するが、その動きを暴力団が嗅ぎつけ割り込んでくる。巨大メーカー、大手損保、暴力団の三者に挟まれて、事故に遭ったユーザーや被害者たちは無残にも潰されていく。中央火災のPL保険担当課長、黒岩は自社の自動車保険支払い記録を洗い、イーグルに欠陥があることを確信、自社がリコール隠しに加担する動きを止めようとするが、会社は逆に彼を海外に飛ばそうとする。内部告発を決意した黒岩は… |
マネーロンダリング・ビジネス 志摩 峻 (著) |
赤字の海外子会社に赴いた損保マンが、不透明なカネの流れを追う中で知った“悪の構図”とは…。 |
マネーロンダリング―国境を越えた闇金融ヤクザ資金 (新潮文庫) 平尾 武史 (著), 村井 正美 (著) |
高利を貧るヤミ金融の巨大ネットワーク―それを背後から操っていたのは指定暴力団山口組系組織だった。捜査陣は苦難の末に犯行手口を解明、事件を摘発するが、莫大な収益は香港、スイスへとすでに消え去っていた。刑事、検事たちは、国境を越えるブラックマネーの正体をいかにして暴いたか。警視庁担当記者が、「五菱会ヤミ金融事件」の舞台裏を克明に追ったクライムノンフィクション。 |
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管理職の本分 (講談社文庫) 高杉 良 |
竹山総理銘柄として強引な営業で業績を伸ばした名門・東都生命は、不良債権問題の風評などで経営が悪化。合併間近の東亜銀行の融資も得られず、更生特例法で外資系生保が受け皿に。管財人室長に抜擢されたエースの友部陽平は、全社員の処遇に心を砕き、関連会社などの売却をめぐって管財人団と対決する。 |
労働貴族 (講談社文庫)高杉 良 |
綿密な取材の積み重ねと作家の洞察が鋭く抉り出す落ちた偶像・塩路一郎氏の真実。労働者の間では「天皇」として恐れられ、「会社の発展」をめざすこと社長以上という、豪華クルーザーで美女と過ごし愛人を囲う「委員長」とは何か? 何が彼をそうさせ、誰がそれを許したのか? その疑問を解く独自の記録小説。(講談社文庫) |
虚像の政商(下) (新潮文庫) 高杉 良 |
リース業に加え、ラブホテル、消費者金融、不良債権ビジネスと、経営を多角化するワールドファイナンス。だが、その実体は、政権との繋がりを用いて利権を貪る“和製ハゲタカ”に他ならなかった。加藤の懐刀、井岡堅固は会社方針に苦悩するが、リーマン・ショックに伴う株価暴落により、同社の経営も加速度的に悪化していく…。平成大不況の根源を描く経済小説の金字塔。 |
虚像の政商(上) (新潮文庫)高杉 良 |
加藤愛一郎。大泉純太郎内閣における公的立場を利用し、規制緩和の旗印の下、自社への利益誘導体制を確立、ワールドファイナンスを総資産10兆円の金融コングロマリットへと育て上げた男―。政財界で暗躍し、強欲の限りを尽くしたワンマン社長は、いかにして日本経済を破壊したのか。改革の熱狂に沸いた民意の裏側、その許されざる所業を描く、著者渾身の経済小説。 |