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貸し込み 下 (日経文芸文庫) 文庫 黒木 亮 (著) |
巨額不正資金を飲み込む「悪のサークル」に堂々の闘いを挑んだ元行員の前に立ちはだかる組織の壁。経済事件に不慣れな裁判制度の限界と金融行政の欠陥。そして思わぬ落とし穴――彼が最後に見た“銀行の闇"とは? |
貸し込み 上 (日経文芸文庫) 文庫 黒木 亮 (著) |
“半沢"どころではない大銀行の巨悪を暴く、実話に基づく経済巨編! 脳梗塞患者への巨額過剰融資事件の犯人にされ、巨大権力との全面対決を決意した元行員は、自らの潔白を証明すべく証言台に立つことを決意する。 |
生きてるだけで、愛。 (新潮文庫) 文庫 本谷 有希子 (著) |
あたしってなんでこんな生きてるだけで疲れるのかなあ。25歳の寧子は、津奈木と同棲して三年になる。鬱から来る過眠症で引きこもり気味の生活に割り込んできたのは、津奈木の元恋人。その女は寧子を追い出すため、執拗に自立を迫るが……。誰かに分かってほしい、そんな願いが届きにくい時代の、新しい“愛"の姿。 |
道化師の蝶 (講談社文庫) 文庫 円城 塔 (著) |
無活用ラテン語で書かれた小説『猫の下で読むに限る』で道化師と名指された実業家のエイブラムス氏。その作者である友幸友幸は、エイブラムス氏の潤沢な資金と人員を投入した追跡をよそに転居を繰り返し、現地の言葉で書かれた原稿を残してゆく。幾重にも織り上げられた言語をめぐる物語。芥川賞受賞作。 |
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チャイナ蜜柑の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (その他), 青木 創 (その他) |
出版社の経営者であり、切手収集家としても有名なカーク。彼が外からエラリーと連れ立って帰ると、一人の男が全てが逆さになった密室状態の待合室で死んでいた。謎だらけの事件をエラリーが鮮やかに解決する |
シンデレラの秘密の契約 (MIRA文庫) 文庫 –; スーザン・マレリー (著), さとう 史緒 (翻訳) |
億万長者との契約は、悪魔との取引か、最後の希望か―― 北米発☆世界の女性を夢中にさせた涙のロマンス!
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雨が降ったら、ぼくを思い出して (マグノリアロマンス) 文庫 リサ・デ・ジョン (著), 市ノ瀬美麗 (翻訳) |
あの夜、ああすればよかった、こうすればよかったといういくつもの後悔がある―。二年前の雨の夜、ケイトの人生は一変した。一生心の傷となるだろう、悲惨な体験をしたのだ。ひとつ年上の地元のヒーローに乱暴された彼女はそのことを誰にも話せず、大学進学の道も捨ててウエイトレスとして生きている。友人たちとも疎遠になり、唯一の親友も町を出てしまった。孤独なケイトの前に、秘密をかかえたミステリアスな青年、アッシャーが現れた。彼のおかげで、また自分の人生を見つめられるようになりはじめたものの、思いがけないことがわかって…。涙なくしては読めない―海外レビュアーたちが大絶賛の感動作! |
ビューティフル・レイン (MIRA文庫) 文庫 シャロン サラ (著), 仁嶋 いずる (翻訳) |
絶望の淵で、ひと目あなたに会いたいと願った―― 愛と赦しの作家S・サラが贈る、心揺さぶる感涙作。
ノーラは視線をさまよわせ、広がる黒い水面を見て絶望に襲われた。暴風雨の せいで洪水が起きたのだ。家は流されて跡形もない。家族もなく、頼る相手も いない彼女はひとりで木に登り、体を木に縛りつけて耐えていた。恐怖の中、 思い出すのはテイトと過ごした幸せな日々。8年前に彼女を捨てた憎らしい男 なのに、彼の顔ばかり目に浮かぶ……。 |
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久坂玄瑞の妻 (河出文庫) 文庫 田郷 虎雄 (著) |
幕末の動乱を生きた長州の志士久坂玄瑞。その傍らに咲いた一輪の花、妻・文を描く、唯一とも言える長編評伝小説。大獄に散った高潔な兄・吉田松陰の薫陶を受け、弟子の玄瑞に嫁す。ともに暮らしたのはわずか二年だが、杖とし、柱とし、すべてであったと慕い、その死後も凛烈に生きた野菊のような生涯。 |
高杉晋作と久坂玄瑞 単行本 池田 諭 (著) |
吉田松陰が安政の大獄で死刑に処せられた後、松陰の死と思想のなかから、明治維新期の青年の代表である久坂玄瑞と高杉晋作が限りなく成長した過程を描く。1966年刊の新装版。 |
花冠の志士 小説久坂玄瑞 (文春文庫) 文庫 古川 薫 (著) |
幕末の乱世、尊王攘夷派志士の中心人物として短い人生を駆け抜けた久坂玄瑞。長州藩医の子として生まれ、黒船来航から間もなく家族を喪ない、攘夷の志に燃えた。松下村塾の双璧として高杉晋作と並び称され、師・吉田松陰の妹を妻とした。詩を愛し、武に生き、もののふとして散ったその生涯を描いた決定版。 |
久坂玄瑞 (PHP文庫) 文庫 立石 優 (著) |
吉田松陰の遺志を継ぎ、 新しい日本のために命を懸けた男がいた――。 その男の名は、久坂玄瑞。 高杉晋作とともに、?松下村塾の双璧″と謳われた俊英である。
長州藩の医者の家系に生まれながらも、 「おれは、天下を医するのだ」と日本全体を見据えた、大きな志を抱く玄瑞。 やがて生涯の師・吉田松陰と出会うと、その才能は開花し、 妹・文の迎えられることに……。 しかし、松陰が安政の大獄で死を遂げると、その運命は大きく変転。 師の遺志を継いだ玄瑞は、高杉晋作らとともに 尊王攘夷活動に奔走していく――。
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シャム双子の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (その他), 北田 絵里子 (その他) |
カナダでの休暇からもどる途中、山火事に遭遇したクイーン父子。身動きが取れなくなったふたりが見付けたのは、薄気味悪い雰囲気が漂う屋敷だった。初めは使用人に追い払われたものの、主人であるゼイヴィア博士の好意で、泊まらせてもらえることに。しかし翌朝、書斎で博士の射殺体が発見される。右手の指には半分にちぎれたトランプが挟まっていた。エラリーがダイイング・メッセージに挑む“国名”シリーズ第7弾! |
アメリカ銃の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (その他), 国弘 喜美代 (その他) |
NYで華々しく幕を上げたロデオ・ショー。大スターのホーンが、大勢のカウボーイたちを率いて颯爽と馬に乗って登場。天に向かって一斉に銃声をとどろかせた瞬間、ホーンの体は馬上から滑り落ちた。クイーン警視とエラリーは、すぐさま会場を封鎖するが、凶器はどこにも見つからない。2万人の大観衆が見守る中、いかにして犯行は為されたのか。そして全く同じ状況で第2の殺人が起こり…!?大人気“国名シリーズ”第6弾! |
エジプト十字架の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (翻訳), 佐藤 桂 (翻訳) |
ウェスト・ヴァージニアの田舎町、アロヨで不可解な“T”だらけの殺人事件が発生。死体はT字路にあるT字形の標識に磔にされ、その頭部は切り落とされていた。さらに被害者の家の扉には、血塗られた不気味なTの文字が―。エラリーは単身捜査をするが、真相は分からずじまい。だが半年後、再び奇怪な“T”にみちた殺人事件の知らせが届き…。サスペンスあふれる展開と緻密な推理で人気を誇る“国名シリーズ”第5弾。 |
ギリシャ棺の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (翻訳), 北田 絵里子 (翻訳) |
盲目の大富豪・ハルキス氏の死が全てのはじまりだった―。葬儀は厳かに進行し、遺体は墓地の地下埋葬室に安置された。だが直後、壁金庫から氏の遺言状が消えていることが発覚する。警察の捜索の甲斐なく、手掛かりさえも見つからない中、大学を卒業してまもないエラリーは、棺を掘り返すよう提案する。しかし、そこから出たのは第二の死体で…。天才的犯人との息づまる頭脳戦!最高傑作の誉れ高い“国名シリーズ”第4弾。 |
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オランダ靴の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 竹中 (イラスト), 越前 敏弥 (翻訳), 国弘 喜美代 (翻訳) |
オランダ記念病院の見学席から手術を見守るエラリーの前に運ばれてきた患者。だが、シーツをめくると彼女は絞殺されていた。被害者は病院の創設者である大富豪。目撃証言から、犯行が可能だったのは執刀医だけに思われたが、彼は何者かが自分に変装したと主張する。その言葉通り、犯行に使われたと思われる一足の靴が見つかるが、様様な不審点があり…。エラリーの論理と分析が冴えわたる「国名シリーズ」第3弾。 |
フランス白粉の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (翻訳), 下村 純子 (翻訳) |
NYの五番街にあるフレンチ百貨店。そのショーウィンドウに展示された格納ベッドから女の死体が転がり出た!殺されたのは百貨店の社長夫人。そのハンドバッグからは不審な白い粉が入った娘の口紅が見つかり、娘は夫人の死と相前後して失踪していた。状況から娘が犯人かと思われたが…。皮肉屋で愛書家の推理作家、エラリーが膨大な手掛かりから唯一の真実に迫る。華麗さを増す名推理。“国名シリーズ”第2弾。 |
ローマ帽子の秘密 (角川文庫) 文庫 エラリー・クイーン (著), 越前 敏弥 (翻訳), 青木 創 (翻訳) |
ブロードウェイのローマ劇場で異常事態が発生。劇の進行中に、ほぼ満席状態の観客席から男の毒殺死体が発見されたのだ。騒然とする劇場に颯爽と現れたのは市警きっての名捜査官リチャード・クイーン警視。そしてその息子で、推理作家にして天才探偵のエラリー・クイーン。劇場から忽然と消え失せた被害者のシルクハットの謎を追う!ミステリ史に残る大傑作“国名シリーズ”が、新しいエラリー像と決定的訳出で華麗に開幕。 |
三人のメリークリスマス (ハーレクインSP文庫) エマ ダーシー (著), 吉田 洋子 (翻訳) |
メレディスはある小包を待ちわびて、不安を募らせていた。13年前に手放さざるを得なかった娘の成長を知るすべは、養母が送ってくれる写真しかないが、それが今年は届かないのだ。最悪の事態を考え始めたころ、突然玄関のチャイムが鳴り響いた。扉の前には、片時も忘れなかったニック―娘の父親の姿がある。もしかして、ようやく私に会いに来てくれたのだろうか…?たちまち封印したはずの愛がよみがえり、期待に胸が高鳴る。だが彼の瞳を見つめたとたん、メレディスは気づいた。二人が愛し合った記憶を、彼が失っていることに。 |