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折れた竜骨 上 (創元推理文庫) [文庫] 米澤 穂信 (著) |
ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。 |
彼が通る不思議なコースを私も [単行本] 白石 一文 (著) |
友人がビルから飛び降りようとしている現場で、霧子は黒ずくめの不思議な男と出会った。彼の名前は椿林太郎。学習障害児の教育に才能を発揮する、優秀ですこし変わった小学校教師。霧子は彼に魅かれていくが、実は彼には知られざる能力があって…。 |
麒麟の翼 (講談社文庫) 東野 圭吾 (著) |
「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。 |
レイジ (文春文庫) 誉田哲也(著) |
音楽の才能は普通だが、世渡り上手なワタル、高みを目指すゆえ周囲と妥協できない礼二。中学で出逢った二人は、文化祭でバンドを結成するが、その後、それぞれ違う道を歩み続ける。 |
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土方歳三 - 新選組を組織した男 (中公文庫) [文庫] 相川 司 (著) |
新選組「鬼の副長」土方歳三。多摩に生まれ箱館に散った三十五年の生涯を、彼が組織した新選組の変遷と対応させながら詳細に語る。新選組の平時と戦時の体制の違いなどに踏み込み、通説となっている幼少期の奉公説を覆し、世に知られる山南敬助の切腹、伊東甲子太郎暗殺事件の真実を暴き出す。 |
ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫) 池井戸 潤(著) |
大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが――社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは。 |
恋の訪れは魔法のように (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) [文庫] キャサリン・コールター (著), 栗木 さつき (翻) |
危篤の父のもとに駆けつけたロザミア伯爵ホークは、父の命令を聞いて仰天する。今すぐスコットランドに行き、花嫁を 連れて帰ってこいというのだ。父の恩人であるリヴェン伯爵には三人の娘がいて、ひとりをホークの嫁にするという約束 があるらしい。独身生活に未練はあるものの、瀕死の父の頼みを断れず、ホークはスコットランドへ向かう。 一方、リヴェン伯爵邸では英国貴族が花嫁選びにやってくると聞き、長女と三女は大張り切り。 が、おてんば娘の次女フランシスは結婚に興味がなく、一計を案じることにするが……!? |
ダレン・シャン(13冊セット) (単行本) ダレン シャン (著), その他 |
ふとしたことから手に入れた『奇怪なサーカス』のチケット。主人公のダレン少年を待ち受ける不思議な運命とは…。大長編物語が幕を開ける。 |
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救命―東日本大震災、医師たちの奮闘 [単行本] 海堂尊(著) |
彼らが、最後のライフラインだった―津波が全てを奪っても、命の可能性を信じ続けた九人の医師たち。生と死を分けた凄絶な現場を初めて語る、感動のドキュメント。 |
スターターズ (新潮文庫) プライス,リッサ(著) 森洋子(翻訳) |
16歳のキャリーは廃墟に身を潜める。子ども狩りから逃れるため。幼い弟、最後の家族を守るため―。時は近未来、環太平洋戦争で使われた細菌弾頭は老人と子供を除き、全米から大人を消した。超高齢化社会の闇の世界の流行は最先端の神経技術によるボディ・レンタル。老人に肉体を貸せば、大金が手に入るのだ。お金があれば、弟を守れる…キャリーの決断が、世界の運命を変えてゆく! |
月の上の観覧車 (新潮文庫) 荻原 浩 |
閉園後の遊園地。高原に立つ観覧車に乗り込んだ男は月に向かってゆっくりと夜空を上昇していく。いったい何のために?去来するのは取り戻せぬ過去、甘美な記憶、見据えるべき未来―そして、仄かな、希望。ゴンドラが頂に到った時、男が目にしたものとは。長い道程の果てに訪れた「一瞬の奇跡」を描く表題作のほか、過去/現在の時間を魔術師のように操る作家が贈る、極上の八篇。 |
トード島の騒動〈下〉 (扶桑社ミステリー) [文庫] カール ハイアセン (著), |
ストウトの罪は、ゴミの投げ捨てだけではなかった。トード島の開発にかかわり、カエルの大量虐殺に手を貸した大悪人のひとりでもあったのだ!ストウトの愛犬を誘拐して、トゥイリーはプロジェクトの阻止をはかるが、相手はロビイストとしての本領を発揮、事態は思わぬ方向に…知事、議員、開発業者から娼婦、殺し屋まで、変人たちが大暴走。入りみだれるプロットは、複雑にからみあいながら、手に汗にぎる抱腹絶倒のクライマックスへ! |
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トード島の騒動〈上〉 (扶桑社ミステリー) [文庫] カール ハイアセン (著), |
陽光あふれるフロリダのトード島―「ヒキガエル」という名を持つこの小島で、突然大がかりなリゾート大開発がはじまった。大量に生き埋めにされたカエルたちをよそに、利権渦巻くプロジェクトは進んでいく…さて、おせっかいな環境運動をたったひとりで展開するトゥイリーは、車窓からゴミを投げ捨てるという、許しがたい犯罪行為を目撃した。問題の人物は、やり手のロビイストとしてフロリダ政界で珍重されている、ストウトという男だ。怒りに燃えたトゥイリーの強烈な攻撃がはじまった。 |
復讐はお好き? (文春文庫) カール ハイアセン (著), |
あの男、許さない!―結婚記念旅行の途上、夜の海に突き落とされた女、ジョーイ。九死に一生を得た彼女は、元捜査官のミックと手を組み、自分を殺そうとした夫への復讐を決意した。自分は死んだと思わせて、徹底的に意地悪な仕返しをしてやる!痛快軽快な傑作サスペンス。さくっと胸のすく物語をお探しなら是非どうぞ。 |
川あかり (双葉文庫) 葉室 麟 (著) |
川止めで途方に暮れている若侍、伊東七十郎。藩で一番の臆病者と言われる彼が命じられたのは、派閥争いの渦中にある家老の暗殺。家老が江戸から国に入る前を討つ。相手はすでに対岸まで来ているはずだ。木賃宿に逗留し川明けを待つ間、相部屋となったのは一癖も二癖もある連中ばかりで油断がならない。さらには降って湧いたような災難までつづき、気弱な七十郎の心は千々に乱れる。そして、その時がやってきた―。武士として生きることの覚悟と矜持が胸を打つ、涙と笑いの傑作時代小説。 |
空襲警報 (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス) [文庫]コニー・ウィリス (著) 大森望(翻) |
オックスフォード大学史学部の大学院生は、時間遡行技術を使って研究する時代に赴き、各々観察実習を行っていた。第二次大戦の大空襲下のセントポール大聖堂で、火災監視をすることになったぼくは……史学部シリーズ開幕篇の表題作を、新訳で収録。短篇集初収録作「ナイルに死す」、終末SFの傑作「最後のウィネベーゴ」ほか、ウィリスのシリアス系短篇から、ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞作のみ全5篇を収録した傑作選。 |
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誘拐ラプソディー (双葉文庫) 荻原 浩 (著) |
伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう―。はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか? |
道を視る少年(下) (ハヤカワ文庫SF) オースン・スコット・カード (著) 中原尚哉(翻訳) |
父亡きあと、姉と会うために帝都をめざすリグ一行は、その途上で名高いオーの塔に立ち寄った。金属でできた不思議な塔の内部には、この世界が十九の〈壁〉で区切られていることを示す巨大な球儀が吊られていた。これまで誰一人越えられなかった〈壁〉の外を、誰がどうやって描いたのか? その後、特殊能力をもちいて幾多の試練を乗り越えていくリグたちを最後に待っていたのは、〈壁〉を王家にかかわる驚くべき真実だった! |
道を視る少年(上) (ハヤカワ文庫SF)オースン・スコット・カード (著) 中原尚哉(翻訳) |
彗星の月衝突により滅亡の危機に瀕した地球は、生き残りをかけ二隻の恒星間移民船を建造した。一隻は光速の一割の速度で進む通常航法船。もう一隻は実験的なジャンプ航法船。時空ジャンプが成功すれば、九十光年を飛び超え、いっきに目的地の地球型惑星に到着するはずだったが…… |
博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫) 木崎ちあき (著) |
福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。福岡市長のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは―。 |